不肖なる日々

淡々とやっていく

書くことなんて、あるわけない

職務経歴書を書かないといけないんだけど書くような経歴がない。そもそも書いたことがないんだけど。まあ「所属していた企業と部署と職種、仕事内容、在籍期間」を時系列に書くことと、特に仕事内容の部分が重要だということは知っている。こんな仕事をしてこういう結果を出した、ということをなるべく具体的に書いて、希望先の会社の人事にアピールできる内容にしないといけないようだ。

だけど自分の経歴を振り返ってみても、書けるようなことが何もない。本当にない。大学を出てからずっと適当に生きてきた。正社員として働いたのは卒業してからの約1年半だけで、あとは肉体労働のバイトや派遣の仕事しかしてこなかった。やる気なんてなくてただ食っていくためだけに仕事をしていたし、言われたことしかやらなかったし、言われたことすらできないこともしょっちゅうあった。経歴のどこを見ても、アピールとして書けるような部分がひとつもない。テクニックとして適当に話を膨らませて書くことすらできない。

それとも、なにか具体的に書けるようなことがある人ってほとんどいなくて、みんな話を膨らませて書いていたりするのだろうか? そして、それが会社員に求められている能力であって、そんなこともできない人間はスタートラインにすら立てなかったりするのだろうか?

結局のところ「これまで適当に生きてきたツケを支払っている」にすぎないんだろうけど、職務経歴書を書かないといけない現実に変わりはないので、ちょっと途方にくれている。最悪、薄っぺらいものを提出してツッコまれたら「それが事実です。だけどこれからはがんばります」と開き直るテしかないように思うけど、その前に書類選考で落とされて終わる気がする。