不肖なる日々

淡々とやっていく

潮時

もうすぐ2015年が終わる。仕事はもう納めているものの、この連休に何の予定も入っていない。恋人もいなければ一緒に遊ぶ友人もいない。帰省するカネもないが、あっても説教地獄が待っているので帰るつもりはない(精神をやられるので、持ち直すのに本当に時間がかかる)。部屋でゆっくりくつろいだり、ゲームや読書でも楽しむという選択肢があるにはあるが、カネがないゆえに入居している壁のクソ薄いアパートではそれもできない。厚さ10センチ程度の壁の向こうから隣人の屁の音でも聞こえてきたときには、イラついて何も手につかなくなってしまう。

こうして考えてみると、自分にとっての諸悪の根源の大半はほとんど金欠から来ていると思う。カネさえあれば旅行に出るなり防音のしっかりした部屋に住むなりして、一人ゆっくりと連休を満喫できるのだから。

派遣で食っていくのも、来年が潮時かもしれない。連休になればその分無収入だし、交通費も出ないし、ボーナスもない。これまで身軽さを理由にアルバイトや派遣ばかり続けてきたけど、今はただただカネが欲しい。カネがないことに疲れ果てた。